ナラ枯れ

コモ・スクエアのコモにゃん

2010年09月19日 08:58

コモ鈴木です
日焼けのため、ぼくの肩が今年2回目の脱皮を迎えました。

ネタがないんでまた『ナラ枯れ』ネタです。



え~8月30日に『カシノナガキクイムシ(通称カシナガ)』による被害を報告いたしました。

あれから、周辺でも被害場所がないか探していたんですがぁ

あぁれあの木枯れてんじゃん

すぐ民家の裏山で、
おそらく8月30にちに見つけたものよりも
古い被害木を4本見つけました。
そのうち一番太いコナラはすでに葉が茶色になって枯れてました。
9月10日のことです。
▼配置の具合で3本しか写っていませんが
黄目印:今回見つけたカシナガ被害(A)赤目印:H22.8.30に見つけたカシナガ被害(B)青目印:伊熊神社

より大きな地図で H22.9.10_カシナガ被害場所 を表示

今回見つけたものの方が古いので、
今回見つけた被害場所をA、
8月30日に見つけた比較的新しい被害場所をBとします。

AとBではだいたい100m程度しか離れていませんでした。
この間には土砂崩れでできたギャップや
お墓のために下層が手入れされていたりと
カシナガさん的には移動しやすい明るいルートだったと思われ。


Aの一本のコナラをよく観察してみると

新しい穿入孔の近くに
古い穿入孔も発見しました。

おそらく去年もカシナガに穿入孔を作られていたものだと思います。


Bも見に行きました。
やはり以前の投稿の予言どおり、
中心の一番太いコナラはナラ菌に勝てずに枯れてきてしまいました。





この『カシナガ』はそもそもこの地域にも昔からいたのか、
それとも日本海側から猛威をふるう激害型の『カシナガ』による被害なのか、
ぼくの勉強不足もありますが、よくわかりません。


ただこの近辺のコナラ・アベマキ二次林はけっこう小さい面積で散在しているので、
たとえ激害型であったとしても被害は知れていると思います。

というよりカシナガさんのことを加害者みたいに呼ぶのは相応しくないいのかもしれないですね。
森を若返らせてくれるんだったら
むしろカシナガさんは『アンチエイジング』の森のお医者さんですね
植生遷移を促すガイアの使徒

でもやはり『伊熊神社社叢』への影響が気になるな~どうなんだろ。。。


マニアックでくそおもしろくもなくてスミマセン。。。