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地産地食③ "沖縄のぬちぐすい"

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2011年05月19日 15:00

地産地食③ "沖縄のぬちぐすい"

コモ鈴木ですひよこ

『地産地食② "食料自給率"』
のつづきです。



沖縄の伝統的な民家には必ず、『アタイ』、または『アタイグワー』と呼ばれる家庭菜園があるそうです。
沖縄のおじぃやおばぁはそこで採れる作物を『ぬちぐすい』と呼んで大切に食します。

『ぬちぐすい』とはなにか、
沖縄の言葉で
『ぬち』は『命』、
『ぐすい』は『薬』。

つまりそういう沖縄の民家では
命の薬である作物は、自分の手で作る。
ということが当たり前なんですねぇわーい

ちなみにこれは今年1月の豊森シンポで講演してくださった
結城登美雄さんの受け売りですけどw




日本はこの『ぬちぐすい』である食料を他国に6割も握られている。
その他にも多くの資源を他国に頼っている。
だから海外でなにか起こると、特に都市部の人々は大変だ!と騒ぐしかない。

このままだとやばいよ!いざとなったら飢えで苦しむことになるよ!
だから世界がどんなに混乱したとしても大丈夫なように、
安全な食料を確保しておくことちゃんと考えようよ!
と、食料安全保障が訴えられてるわけなんですね~

僕自身、ちょい前までそんなことまったく考えてなかったけど、
言われてみればやばいよねって、今は真面目に心配してますえーん



田舎はいいんですよまだ。
里山で暮らす人々は頑張ればなんだかんだで自給的にやっていけると思う。

田舎は豊かなんです。
過疎だとか高齢化だとか言われたとしても、
田舎はいろんな意味で幸せだと思う。
都会に希望を見出せず、田舎暮らしに憧れる若者が増えている理由もすごくわかる。




じゃぁ都会に住む、スーパーで買うことしかできない人はどうすればいいか。


言うまでもないですが、
安さを基準とせず、良い生産者のものを選ぶ。

どこのだれがどのように作った品物であるのか、
顔が見えることの安心感を基準とする。

僕ら消費者は、
この『ぬちぐすい』を手間暇かけて提供してくださる、
そんな農家に感謝し、応援し、支えるつもりでその品物を選ぶ。

それが農業にかかる苦労もリスクをも分かち合うことになり、
地域の経済を回すことにつながる。


そして農業・この街に誇りや夢をもてる若者が増えれば、
豊田の農業も、街の人々の暮らしにも明るい未来がやってくるんだろうな~



地産地消という言葉はほんと奥の深い言葉だなぁとつくづく思いますもぐもぐ






と、偉そうなことを言っている僕ですが、
店では不覚にも安さを基準に選んじゃってますけどね。。。
悲しき庶民の性か。。。がびーん


長くなりましたが、
そんなこんなで5月21日(土)
夢農人とよた
~コモ軽トラ市~
@コモスクエアイベント広場


是非お越しください!
コモ・スクエアと一緒に夢農人とよたを応援しませんか!?



この夢農人の他にも、豊田市では持続可能な農業を目指してがんばっている団体が増えていますやったー


ほんと、僕みたいな庶民がはやく変わらなきゃいけなんですよね~えーん




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